令和元年後半～令和2年6月にかけて、沖縄県の瀬底島で開業準備が進められていたヒルトンホテル、ガーデンプール前の調整池兼修景池について、大成建設（株）から当社が委託を受け、設計及び技術監理を行いました。

令和2年7月開業予定とのことでしたが、翌8月には沖縄県独自の緊急事態宣言が発令される事態となったため、9月5日の宣言解除を待って、9月下旬に竣工状況確認を行ってきました。

この敷地は、元々ゴルフ場として開発許可されていたものですが、ゴルフ場が廃業。そこをリゾートホテルとして再開発したものです。大雨による土砂流出が島周辺の海洋を汚染しないよう、敷地内の雨水は全て、一度調整池に集められ、池で土砂を沈渣させた後に海へ排水する仕組みとなっています。

このヒルトンホテルに隣接する瀬底ビーチは、沖縄本島から車でアクセスできるビーチとしてはトップクラスに美しく、ヒルトン・グランド・バケーションズのコンドミニアム棟の工事も現在進められているため、今後は多くの人が訪れる場所の一つになるでしょう。